woodrops’s blog

癒しの木のしずく。手づくりの木工品を山小屋の工房で制作する日々をつづります。

2022-01-01から1年間の記事一覧

冬の時間

WOODROPSの工房は奥武蔵の山間にあります。 冬になるとお日さまが出ている時間が短いのです。 木を削る作業は屋外で行うことが多いので その短い時間にがんばります。 当然、冬は寒いので作業スタートまで お日さまが当たるのを待ちます。 のんびりと朝ごは…

金曜日は何の日?

金曜日の夜。 仕事から帰って来た妻が言うには「帰る道々、あちこちでカレーの香りがしててさ。金曜日ってカレーの家が多いのかなぁ?」 それを聞いていた娘「そうだよ。金曜日はカレーの日。海軍か自衛隊か、海の上で曜日が分からなくならないように、金曜…

次に向かって

新しく始めた木工の仕事を中心に、日々の出来事や思いの記録を残そうと始めた、このブログ。 書くことにもエネルギーがいることを実感しつつ、久しぶりに書いています。 今日は仕事はお休み。 2つの大きなイベント出展が続き、大忙しの10月でした。 ひとつ…

気がつけば秋

彼岸花が咲いています。 身体を動かすと汗をかき 扇風機にあたると身体が冷え 夜、温度計を見ると21度! それでも外では蚊にやられ… 周りを見ると 秋の気配は確実に。 さて、 いい秋にするぞ〜❗️

ムカデ 恐るべし。

9月です。ようやく朝夕は涼しくなって来ました。 工房仕事に戻って2週目夏休みも終わり、後半戦です。 8月の始めまでオーバーヒート寸前の熱い作品づくりが続きました。 秋は、ご依頼いただいた仕事が多いので慎重に進めて行きたいところです。 そんな矢先…

ビッグイベントが終わり

HandMade In Japan Fes 2022 というイベントに出展しました。 東京ビッグサイト この建物の外観はどういうコンセプトなんだろう。 逆さピラミッド 歴史の逆転? 顔にも見えるが 泣き顔っぽい とにかくデカい。 出展料もデカい! しかし、質の良いイベントだ…

夕暮れ時には湯船に浸かる

すごくバタバタとしています 気持ちがバタバタしているだけかもしれません ひとつのイベントが終わり売れた分の補充をするため新しい作品を作ります 次のイベントに向けて構想を練っていた新しい作品も作ります 欲張ってたくさん木材を切り出し机や棚の上に…

目醒めの雨

夢を見ていた 夢を見るときはたいてい楽しい内容ではない。私の場合 えっ?! と思うほどリアルでかつファンタジック 抜け出せないジレンマ だからやがてこれは夢なんだからどうせ と、自分で気づいて目が醒める。 夢のストーリーと映像はいつも、ほぼ覚えて…

イベントでの出会い

5月20.21.22日(金.土.日)に出展した『飯能ものづくりフェア』 工房のある地元でのイベントです。 たくさんの出会いがありました。 少しだけ紹介します。 出展者の中では、ダントツで小さな我がブースの、客寄せパンダにと持ち込んだ、花器「ゆらぎ」。 初日…

撮り直したのにピンぼけ

連休が終わりました。 木々の緑が日に日に濃くなり 飛び交う虫が激増して 鳥たちは木陰で涼しげに鳴いています。 皿をたくさん磨いているので、指先の皮がヘロヘロです。 一輪挿しの塗装を終えて写真撮影。アングルが気に入らず撮り直して3回目。 よし!と思…

飯能ものづくりフェア

5月に出展を予定している『飯能ものづくりフェア』 工房のある地元なので楽しみにしているイベントです。 ここ2年間は開催中止だったので初出展。 飯能市の特産品であるスギとヒノキを使った作品をあれやこれや作ろうと ため込んでいたものがごっそり。 こん…

花筏

桜の花が 散るのを待っていたかのように あちこちで 芽吹きます 花筏 岸でくるりと ひとやすみ ひと粒が ふた葉となるや 春の雨

花見でコケル

地元所沢の名所のひとつ東川沿いの桜並木 今日は、妻と87歳の母と母のペースでのんびりと花を愛でて来ました。 開花は七〜八分咲き散り始める前の絶好の花見日和。 曇り空の中でしたが人出は少なく十分に堪能できました。 その帰り道前を歩く母にもっと端を…

ゆらぎ

「ゆらぎ」とは物理学的にはたいへん難しい定義のようです。 自然の中における「ゆらぎ」とは、規則性のない空間的・時間的な変化や動きのことを指すようです。 常々、身の回りの事象に接し感じつつ思います。 木々の梢にたくさん咲く花も、よく見ると全く同…

うつろい

朝夕の日差しが長くなり窓外の梅は日に日に蕾を膨らまています。 杏はひと足早く微笑みのように咲き始めました。 蝋梅はゆったりとマイペース。 春はさりげなくしかし、しっかりと近づいています。 全てのものがときの中で少しずつ変化していることを感じま…

爆笑小判焼き

はじめに言っておきますが、話は長くなります。 昨秋、父が他界し残された87歳になる母を自宅近くへ迎えることになりました。 サービス付き高齢者向け住宅いわゆる「サ高住」初めて知る言葉でした。 狭いワンルームなので母が持って来る荷物の半分くらいは私…

出会いがあるから

今年最初の大きなイベントHandmade in japan fes 新型ウィルスの新しい波の渦中参加することに悩み心から楽しむことはできませんでした。 作品を作りその作品を売ることが私の仕事です。 しかし、この2年ほど売る機会が少なくなりました。 イベント出展が主…

山間の朝

工房のある、ここ奥武蔵。ぽっかりと空が小さく開けた山間に、ぽつりぽつりと家がある小さな集落です。 集落にはたいていある神社やお寺を巡る車も通らない細い道を歩くとまるで昔話が聞こえてきそうです。 日の短い冬の朝は空が明るくなっても足元はまだ薄…