woodrops’s blog

癒しの木のしずく。手づくりの木工品を山小屋の工房で制作する日々をつづります。

HMJ2019

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HandMade In Japan Fes 2019

昨日、無事に終了しました。

お越しいただいたみなさま、そして作品をお買い上げいただいたみなさま、ほんとうにありがとうございました。

東京ビッグサイトの会場はとても広くて、迷子になりそうなくらい。出展数は3000以上。そんな中にポツンとたたずむオジサン。

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あんまり、というかまったく絵になりませんが、2日間楽しく参加させていただきました。

思い出もたくさんできました。

その中からいくつか紹介したいと思います。

 

その1

木のしずくは、「これは何に使うんですか?」とお聞きになる方がけっこういらっしゃいます。その時には、手に取ってもらうのが1番。だいたいの方々が、「ああ」と理解してくださいます。そして、笑顔。

そのときが、ホント、私の喜び。

お客様とそんなやり取りをしていると、その隣にいらした男性が、「それ、持ってるけど、いいよ〜」。

思わず、背すじがゾクっとしました。いい意味で。驚いて半立ちになり、お顔を見ると、あっ、6月のヨコハマハンドメイドマルシェで奥様がお買い上げくださった方! 実は、そのイベント初日に早々に購入していただいた、記念すべき私のお客様第1号。奥様の後ろでニコニコ顔で立っていらした、ああ、あの方‼︎

「ときどき手に持って癒されてますよ」と、宣伝までしてくださいました。

それだけではないのです。

しばらくのちに、奥様もWOODROPSのブースにいらしたので、さんざんお礼を言っていると、奥様もこのハンドメイドフェスに出展されているとのこと。

Ondulationsという、素敵なヨーロッパのアンティークガラスを使ったアクセサリーのお店でした。

妻が気に入って購入。

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優しく深みのあるパープルですが、光によって、色味が変化してきれいです。

チェコのアンティークガラスを入手するストーリーをもっとお聞きしたかったなぁ。

 

その2

ビッグサイト初日の夕方、静かにお店の前にいらして、しばらくいくつかの作品を手に取っていた女性。お若く、高校生くらいに見えたので、失礼ですが、あまりこちらから声をかけずにいました。その後、「明日もお店はやってますか?」という、お尋ねの声を聞いて、あっ!大人の方だったか‼︎ 

ほんと、失礼な話。申し訳ありませんでした。

焦って、あっ、やってます。との、私の返事を聞いて、お帰りになりました。

そして次の日、たくさんの方々が立ち寄り通り過ぎる中に、またその静かな女性の姿が。

といっても、人の顔を覚えるのが苦手な私は、昨日の方かもしれない…と思いつつ、また声をかけられず。本当にごめんなさい。

またしばらく、静かに作品を手にした後、「これにします」と、リングスタンドをご購入いただきました。そこで初めて、もしかして昨日いらした…?と聞くことができた始末。

対応の悪い自分にはガッカリですが、次の日にまた来て買っていただいたこと、

とっても嬉しかったです。その静かな姿を含めて、いい思い出です。ありがとうございました。

 

その3

にぎやかな方々もいらっしゃいました。こちらも、お若い3人組の女性。「触ってもいいですか?」と聞かれたので、どうぞどうぞ、触るための癒しグッズなので。と、手に取ってもらいました。すると、みるみるチョット硬かった表情が和らぎ、「あっ、これ、気持ちいい!」と3人で代わる代わる色々な木のしずくを手に取って、「私はこれ!」「私はやっぱりこっち‼︎」と、賑やかに。

そうしていただいただけで、私は嬉しく、満足でした。

お店を去られたしばらく後、「触りに来ました〜!」と、またいらして、3人でまた楽しく、賑やかに触ってナデナデ。

嬉しかったなぁ。値引きしますよぉ〜、とか言えばよかったのかなぁ? でも、木のしずくをわかってもらえたことが大切。

また会いたいな。

 

その4

お若い男性。黙って、いくつかの作品を手に取った後、「これ、ください」と、来店からほんの1〜2分。あまりの早さに驚いて、決断が早いのでびっくりしました、と伝えると、「ネットで見ていたので」とクール。

そうか、下調べをして、検討していただいたのか! と、妙に納得と感動。

さっと去られたので、今となっては、お顔もよく思い出せないのですが、

あとからジンワリと喜びを感じています。

 

その5

イベント初日の夜、中夜祭なるものがあり、私も妻と参加しました。同席したテーブルで、自己紹介的なものをするのですが、隣に座られた男性、今流行りの、レジンを硬化させるライトの製作販売をされているとのこと。ディズニーランドの再入場の際にスタンプを確認する、あのライトは我が社のです。という説明で皆、納得。

サウスウォーカー  というメーカーさんです。

その男性が、2日目の朝、開店前に我がブースにいらして、「おっ、これいいじゃない!」と、早々に購入していただきました。

お礼を兼ねて、そのライトを販売しているブースにお邪魔すると、私の木のしずくがテーブルの上にチョコンと。

それだけではなく、イベントの終了が近づいた頃、また私のブースにいらして、たくさんお褒めの言葉をいただきました。

そんなに褒められたのは初めてです。

自信になるし、励みになります!

調子にのらず、地道に頑張ります‼︎

ありがとうございました。

 

まだある、おまけのその6

ブースで隣り合わせた作家さん。左隣が、真鍮の可愛い動物のアクセサリーを作っている方。

藤田商店 さん。

彫金で、細かい仕事も丁寧な、作り込み。なんといっても、動物たちのしぐさや表情がかわいい! お客様もファンの方が多い感じ。

妻が気に入っていた、ヤモリのブローチを購入しました。

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なぜか、妻と娘はヤモリとかカエルとかが好き。娘が子どもの頃、アマガエルを8年間も飼っていたことがあります。長生き⁉︎

ブローチは、お店を手伝ってくれた妻へのプレゼントにしました。

 

右隣は、川越で陶芸教室をされている

陶芸工房 tonalita'  さん

私の好きなブルーががったグレー、の花瓶にひと目惚れ。

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いい色です。

こっそりそのことを妻に伝えて、あっちのマグカップと迷ったんだけどねー、と言っていると、ヤモリのお返しにと、妻が同じ色のマグカップをプレゼントしてくれました。

なんだか、販売に行っているのに、買い物ばかりですが、出会いは大切。

好きな色だし、持ちやすい!

仕事場で毎日使います。なんたって、今使っているのが、娘が高校受験で通っていた明○義塾がくれた合格祝いのマグカップ

誰も使わないので、山小屋で使っていましたが、味気ない‼︎

今週からはコーヒータイムが楽しみです。

大切に使わせていただきます❗️

 

と、すみません。話がずいぶんそれました。

他にもたくさんの思い出と経験と反省と、

ありますが今日はほどほどに。

 

イベントが終わって、今日は一休み。

このイベントでの成果と思い出を大切に、

明日から、秋に向かって、またコツコツと

がんばります。

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