8月25日の、西荻手しごと市が終了しました。
このイベントは、地元、西荻窪の方々が、地元の井荻会館を会場に、毎月第４日曜日に開催しています。たくさんの人が訪れるビッグイベントとは違う、地元感と、小規模ならではの、アットホームな、居心地の良い雰囲気で、とても楽しかったです！
残暑の中で、来場される方が少なめで、売り上げも少なめな感じでしたが、ご近所の出店者がひとつ売れたことへもみんなで喜べる、和やかさと温かさがありました。
途中、お昼どきには、お弁当の販売があり、来場者も出店者もみんなで行列を作り、会場はガランとしていたり、主催者からのスイカのふるまいがあったり、ベテラン出店者の方が、出店者同士を紹介してくれたり、お菓子を差し入れしてくれたりと、自分の作品を売ることだけではない、出店の楽しさを感じさせてくれるできごとが、たくさん、たくさんありました。
個人的には、1階は畳敷の会場なので、並べた作品とお客さまの距離があり、目の前で見たり、手に取ってみたりしてもらいにくかったかなぁ？ とは思いましたが、畳の上をハイハイする赤ちゃんを、お父さんが一所懸命引き戻し、お母さんはお店の人との話に没頭している姿は、この会場ならでは。
みんなが笑顔で時を過ごしていました。
そして、私は初めての出店だったので、多くの方に話かけていただき、いろいろなアドバイスをいただけたことも大きな収穫でした。
ゆっくりと話せる雰囲気があったので、深く、濃い話も聞けました。
駆け出し者の私には、ここも重要。話をしてくれる方々もそこを感じてか、熱心に話をしてくださり、学ぶことも多かったです。
さらに、嬉しいことがもうひとつ。木のしずくをお買い上げいただいた方は、ピアニスト。「出会っちゃった感じ」と、指を動かしながら、たくさんの木のしずくに触れていただいた後に、無塗装のヒノキのしずくを購入してくれました。
実は、ピアニストの方との相性がいいのか、これで3個目。3人のピアニストの方のお側に置いていただけることとなりました。
作り手として、喜びを感じます。
出会いに感謝です。
ひといき入れて、また、制作の日々です。
いいもの、作りたいなぁ。
