作品づくりには、失敗はよくあることです。
小さな失敗に笑い、
大きな失敗に吠え。
それでも、なんとか工夫と努力で乗り越えて
形にしていくのです。
失敗から学ぶことも多いし、
言うなれば、進む道すじに当然あるものなのでしょう。
しかし、私の場合、道に無くてもよかったものを引っ張り込んでしまうことも、
よく、あるのです。
今日は大雨。
警報なども出ているほど。
工房の前を流れる小川も、みるみる濁流に。
雨樋から滝のように水があふれて、
外の作業場に屋根があるとはいえ、今日は無理。
日曜日に開催される、西荻手づくり市に出展する予定の作品は、塗料の乾燥を待って
午前中は作品写真を撮る予定でした。
外で木を削らなくていい、という心の緩みからか、作品の乾燥待ちに、思わずハモニカなど吹いてしまったのがいけませんでした…。
ハモニカなど上手くもなく、息が苦しくなるばかり。
すぐに飽きて、机の上を見ると、少々汚れが目立ちます。
なんてことのないスノコテーブルなのですが、
いつも、作品写真を撮る大事な撮影台でもあるのです。
ちょっとワックスをかけておくか、と思って準備したところで、
いや、時間があるから汚れも落としておくか。
と、軽〜く紙やすりで磨いたのかいけませんでした。
出っ張ったところがあったのか、なんだかぶつぶつのマダラに!
ありゃ〜、いかんいかん、とも少し強めに紙やすりをかけたら、今までに塗ったワックスが紙やすりにへばりついて、磨けない❗️
何枚か紙やすりを無駄に費やしたところで、
まいったまいった、と、テーブルを雨のしぶきのかかるデッキへ。
おいおい、と呻きながら、費やした紙やすり30枚ほど。
2時間ほどかかって、なんとかワックス面が落ち、木が出て来ました。
ホント、磨かなきゃよかった〜。と悔やみつつ、もうワックスは嫌だと、あんまりきれいにはなっていない台面にオイルを塗って終了。
んっ?
これから机の乾きを待って、写真を撮るのか…
写真を撮るだけなのだから、テーブルの少しの汚れなど放っておけばよかった。
作品の汚れではないのだから。
ああ、反省。
ということで、今回の作品写真は、
一輪挿しシリーズ
アロマスタンド
お香立て
おなじみ木のしずく。
スノコテーブルよ、ありがとう
西荻手しごと市に出店します。
10月27日(日曜日)
10時〜17時
http://www.nishiogi-teshigoto.com/
よろしくお願いします。