昨日のイベント販売会場でのこと。
お客様の対応で忙しい時もあればそうでない時もあります。
そうでない方の、ぼんやりした時間帯。
販売ブースをつなぐ通路の雑踏の向こうから
歩いて来てこちらを指さす人が!
「あ〜!」という声と共に
みるみる笑顔になりました。
こういう場合、
全く、よい予感しかしません。
私のブース前まで足速にいらした3人組の女性。
「あの、工房までおじゃまして、作品を買わせていただいた〜」
そこで、私も「ああ〜!!」
よい予感が的中です。
「お久しぶりです!!!」
ほんと、コロナ禍前の話なのです。
イベントにご来場いただいた後日、
はるばる工房までいらして、お友達のプレゼントにと、木のしずくなどお買い上げいただいたのは。
そのお友達と、また3人で会いに来ていただきました。
「やっぱり、手触りいいよね〜」
と、さんざん賑やかに私の作品を褒めまわしていただき、
「どれにしようかな〜」
と、さんざん賑やかに買い物していただき、
そして、たくさんお買い上げいただきました。
私は嬉しくて、ついつい作品にまつわるお話しをたくさんしてしまいました。
イベント会場での
束の間のひとときでしたが、
コロナ禍のいろいろな出来事を早回しで巻き戻したような、
短くても大きな時間をいただきました。
やっぱり、出会いっていいなぁ。
褒めてもらえるって嬉しいなぁ。
なんだか、
喜びに溢れてしまって、
こういうことに
理由はいらないように思います。
その歓喜の嵐は
静かに過ぎ去りました。
会社の同僚とおっしゃる
お若いお3方ですが、
少し大人になられたような。
人生を少しずつ
しっかりと進められたのでしょう。
お給料も上がったのかなぁ。
失礼ながら
父親のような気持ちになってしまいました。
また、がんばる元気をたっぷりいただきました。
ほんとうに
ありがとうございました。