初めて仕上げに漆を使ってみました。
塗って拭き上げる、拭き漆という技法です。
センという木材で作った
豆皿と箸置きです。
漆は、京都の老舗、佐藤喜代松商店からの取り寄せ。
丁寧な説明書付きで送っていただきました。
なにせ、上手くいくか心配だし
かぶれも怖いので…。
ドキドキしながら、1回目、
ストーブを焚いてポットを乗せて、
温度と湿度を上げながら乾かし、
一日おいて2回目。
さらに乾かして、3回目。
漆が染み込んだ木材は他の塗料では得られない、深くしっとりとした輝き。
材の白味が強いセンですが、こんなに色がついたのにもビックリです。
これから、器や花器で試していきたいと思います。
こちらは、焼き杉のパン皿の試作。
いつもの木のしずくも作っています。
奥武蔵の紅葉はこれからが見ごろ。
楽しみです。