woodrops’s blog

癒しの木のしずく。手づくりの木工品を山小屋の工房で制作する日々をつづります。

オニグルミの皮を剥ぐ

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言葉だけ聞くとなんだか
恐ろしいことをしているようです。


工房の側に悠々と枝を広げる
オニグルミの木。


毎年、たくさんの実をつけ

ときどきリスもやって来ます。

 

ゴッソリ拾って行く人もいますが
それでもいっぱい地面に残ります。


私も少し拾うのですが、
殻が硬くて硬くて…


とても美味しいのですが
口にはほとんど入りません。
もったいない話です。


落ちた実のいくつかは芽を出し
若木になっています。


大して広くはない敷地内に
3本ほど。


放っておくと
みるみる成長して、
手がつけられなくなる大きさになるので
枝打ちをしなければなりません。


昨年、クルミの樹皮で
素敵な籠を作っている方に出会い、


若い枝から取れる樹皮を使うのだ
樹皮を剥ぐのは
ゴールデンウィークにかぎる
と、教えていただきました。


そこで、

今年は枝打ちした30本程の枝から
皮を剥いでみたというわけです。


ネットで調べて実践!

 

切った枝の葉を落とし

カッターナイフで切り込みを入れ
手で少しずつ剥がしていきます。

 


初めは皮が割れてしまうこともありましたが、
慣れてくると
切り込みのライン取りに集中すること、
剥がすときに、親指よりも他の4本ので指で剥いた方が上手くいくことなど発見しました。


そんなに難しい作業ではなく
妻と2人で楽しく夢中になって
2時間ほどで終わりました。

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「よし、今年はこの皮で籠を作る❗️」
と、宣言していた妻。

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気持ちだけで終わらないことを願っています。
ゴールデンウィークの我が家の行事になりそうです。

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