あれ?
もう、明日は10月!
9月の早かったこと!!
夏のツケを取り返そうと
バタバタとがんばり
気がつけば月末。
ほんと
あれ??? という感じです。
秋の日は
全体的に 釣瓶落とし!
暑い夏でした。
ようやく先週から作業再開していますが、
まだまだ暑いです。
7月の終わりから8月の初めに
展示品の準備や、納品の仕上げで忙しく
汗だらだらでがんばりました。
夏休みは、高原でキャンプ。
天候も良くなかったのですが、
なにもしないでダラダラ
涼しくてリフレッシュできました。
帰って来ても外は猛暑。
家の中でダラダラ。
体重は少し増えたようですが、
身体を休めることができました。
そして、作業再開。
工房はエアコンなどないので、
ぼちぼちやっても汗だらだら。
雨が降ると少し涼しいのですが
湿度が高くてむしむし。
肘から汗がポタポタ。
空を見上げてはため息。
ペースは遅いのですが
暑い夏は
夏のペースで
ゆっくりと進んで行きます。
今月は、大きなイベントへの参加が2回もあり、大忙しです。
「欲張らない、欲張らない」
と思っていても、ついつい
あれやこれや、作りたいものができてしまって、
自分で自分の首を絞めるわけです。
ふと足元を見ると、
カミキリムシ。
木屑の匂いに寄ってきたのかな?
いつの間にやら 夏の到来です。
昨日はホタルがたくさん飛んでいました。
この山小屋を工房にして
丸4年が経ち
5年目の制作の日々です。
おかげさまで
制作を依頼されることも増えました。
新たに作りたいものも
まだまだあります。
ほんとうに、さまざまいろいろ。
これなら、買ってもらえそうかな?
と思うもの。
ん〜、そうでもないもの。
多くの人に理解してもらえるのものもあれば
極わずかな人にだけビビッとくるようなものもあります。
いろいろあっても
根底にあるもの
根っこのところは
同じです。
できるだけ加えず
できるだけ削らず
木のもつ美しさや
温もりを引き出す
思いをもって
この手で
一所懸命作れば
大切なのは
結果だけではないかな?
と思うこの頃です。
工房の周りには
さまざまな木が植っています。
春、真っ先に咲く小梅
次に、窓のすぐ外の梅
やがて、近くのお堂の桜
一息入れてお隣の杏
そして、一応土地は我が家の林檎
春の終わりの締めくくりに
柔らかく美しく
見事に咲きます。
花開く
時が少しずつ
ずれています。
虫たちが
ちゃんと来てくれるように
少しずつ
ずれて
咲いているように思います。
私も少しずれて
これから咲きたいです。
新しい春。
今年は少し遅く咲いたように思う
工房の側にある、山のお堂の桜
大好きなスポットです。
思うところあって
自分で企画して運営するハンドメイドマルシェ
先日、2回目の開催が終わりました。
残念ながら、2日間ともに雨。
広い軒下がある会場なので
中止にはなりませんでしたが
人も少なく 出展者のキャンセルも多く
当然、みなさんの売り上げも…
どれだけ 天を仰いだことか。
しかし、お天気はどうすることもできません。
そんな中、
私のInstagramを見て来てくれた女性
木の丸っこくてツルツルしたものが好き
と、熱心に作品を見てくれました。
話しをすればするほど
ああ、
こんなに私の、ものづくりに対する思いを
理解してくれる方もいるのか!!!
もう、感動レベル。
木工を人生最後の仕事にしようと
あちこちのイベントにせっせと出していたころ
お隣に出展していたベテランの方から言われた名言
私の並んだ作品を見て
「おたくのね、悪くないよ。
悪くないけど、ほら、こんだけ人が通るでしょ。
そうだね〜、200人にひとりかな?
ヒットするの😊」
その時は、はあ、そんなものか。
と思ったのですが、その後、大きなイベント等に出展するようになると
確かに確率はそのくらい。
さすが、百戦錬磨のベテラン!
と感心して、忘れない名言なのですが、
話しは戻って、その女性
1000人にひとり いや1万人にひとり
でも、いることの大きさ
共感できることの素晴らしさ
作って良かったと思えるとき。
雨の中を来てくれた
その貴重な出会いに
感謝します。
嬉しくて
空を見上げました。